Tilting Pointは、最先端テクノロジーによるライブゲームや無料でプレイできるアプリを提供しているマーケティングとプロダクトに関する専門知識を豊富に持つリーディング企業です。2012年に設立され、ニューヨーク、バルセロナ、ボストン、キエフ、ソウル、サンディエゴ、サンクトペテルブルクにオフィスを構え、従業員数150人を超える企業に成長しました。Tilting Pointの代表アプリは、Star Trek Timelines(スタートレック・タイムライン)、Warhammer: Chaos & Conquest(ウォーハンマー:カオス&コンクエスト)、スポンジボブ: Krusty Cook-Offなどがあります。
Tilting Point は、2019年6月にMino GamesとUAファンディングパートナーシップを締結し、Mino Gamesの コレクションゲームであるCat Game – The Cats Collector!(キャットゲームーザ・キャッツ・コレクター!)のユーザー獲得に最大3,000万ドルを投資しました。Tilting Point の資金提供は、ザ・キャッツ・コレクター!のiOSの成長に大きく影響し、iOSローンチ後カナダとニュージーランドで売り上げトップ100に入るアプリにまで成長しました。
Persona.lyは、アメリカ、日本、韓国、ロシア、東南アジアをメインにグローバル展開しており、広告主・広告代理店向けにモバイルユーザー獲得の促進をするハイテク企業です。独自の入札と機械学習を活用し、ターゲットを絞ったアプリインストール及びリターゲティングソリューションを高い透明性とともに提供しています。
Persona.lyは、ベンダーとしての役割以上に、パートナー取引先の成長につながり、多様なチャンネルで使える価値のあるインサイトを生成し提供することを目指しています。
今年の3月からPersona.lyはTilting Point チームの協力のもとiOSとAndroidのUAキャンペーンをアメリカ、カナダ、イギリス、日本、韓国で展開しました。
8月の時点でiOS14のIDFAオプトイン化を考慮し、ユーザーレベルでのターゲティングではなく、LAT (Limited Ad Tracking) を使用したコンテクスチュアル・ターゲティングによりキャンペーンを開始しました。
キャンペーン開始時は、インテントベースでのターゲティングでした。インテントベースとは、アプリのジャンル、メカニズム、テーマに関連したユーザーをベースにターゲティングする方法です。具体的には、猫、動物キャラクター全般、コレクション機能、アイドル機能などに絞りました。この初段階のアプローチにより、ベンチマークのDay1、Day7のリテンション率を大幅に上回るユーザーを獲得することができました。
次に機械学習モデルは、インストールした日に課金したユーザーパターンを学習しました。この学習により、同様のユーザーをターゲットできるようになり、最終的にROASのKPIを達成し、スケールを出すことも可能にしました。
8月のユーザーへのアプローチ方法はLATを使用したターゲティングで、配信面とコンテンツを使用したコンテクスチュアルターゲティングに重きを置いたターゲティングになりました。
自然言語処理アルゴリズムであるELMoをを使用して、アプリストアの説明文を基に、アプリの機能、メカニズム、テーマなどのコンテクスチュアルを識別しベクトル化した後にターゲティングしました。
キャンペーンのアプリと他のアプリのコンテンツの距離を算出し、この距離に基づいて様々な入札戦略を設定し、また、いつくものアルゴリズムモデルの機能を使用して、最適化と最大の効果を上げることを実現しました。
Persona.lyは、迅速なレスポンスとストラテジーの突然な変化にもすぐに対応してくれました。ザ・キャッツゲームでのLATを使用した新しい最適化の方法は今のモバイル業界のニーズに応えています。
Diogo Martins – Associate User Acquisition Manager @ Tilting Point
Tilting Pointチームは、プロフェッショナルなチームでユーザーレベルのターゲティングではなくても、効果的なUAをするために必要なデータをすべて共有してくました。また、双方の透明性の高いコミュニケーションが成功へと導きました。
Joseph Iris – RTB Product Lead @ Persona.ly