毎年開催される ChinaJoy は、中国モバイルゲーム業界の現在地と今後の方向性を知る上で、最も重要なイベントの一つです。中国のデベロッパー、パブリッシャー、テクノロジーパートナーとビジネスを展開する企業にとって、業界のエコシステム全体が一堂に会する貴重な機会となっています。
Persona.ly にとって、中国は引き続き重要な戦略市場の一つです。この一年、私たちは現地チームの拡大、顧客基盤の強化、そして地域における長期的なパートナーシップを進めてきました。ChinaJoy は、それらの取り組みが形となって表れる場でもあります。
ここでは、ChinaJoy 2026 の一週間を振り返ります。
今年、私たちは従来から進化したブース体験を目指しました。
単なるプロダクト展示ではなく、「Mobile Growth Playground」というコンセプトを打ち出しました。ブースの中心には、一日中オリジナルアイスクリームを提供するアイスクリームトラックを設置し、会場内でもひときわ多くの来場者で賑わうスポットとなりました。
最初はアイスクリームに興味を持って立ち寄った方々も、そのままキャンペーンの成果について話し込み、中には翌日、同僚を連れて再び訪れてくださる方も少なくありませんでした。
遊び心のある演出の裏側では、プログラマティック広告の専門チームが、実践的なグロース戦略について数多くのディスカッションを行いました。特に話題の中心となったのは、ユーザー獲得(User Acquisition)、リターゲティング、そして Connected TV(CTV)です。

製品機能を紹介することよりも、成長戦略、市場動向、計測手法、そして各地域におけるパフォーマンスベンチマークについて意見を交わす時間の方がはるかに多くありました。

会期を通じて、いくつかのテーマが繰り返し話題に上りました。
少し前までは、多くのゲームスタジオがリターゲティングを「ユーザー獲得を拡大した後に取り組む施策」と考えていました。
しかし、その考え方は大きく変わっています。
現在では、初期段階からリターゲティングを成長戦略に組み込み、オーディエンスセグメント、リエンゲージメントのタイミング、サプレッション設計、そして効果測定について検討する企業が増えています。
Connected TV への関心は、この一年で大きく高まりました。
もはや議論は「CTV を活用すべきか」ではありません。
広告主が知りたいのは、アトリビューションをどう行うのか、インクリメンタリティをどう測るのか、クリエイティブをどう最適化するのか、そして CTV をモバイル広告とどのように組み合わせて成果を最大化するかという実践的なテーマでした。
モバイル広告市場を取り巻く経済環境は、今も変化を続けています。
多くの市場で CPM は上昇を続けており、一部地域では Android の広告在庫価格が iOS を上回るケースも見られました。
こうした変化は、広告主の予算配分やパートナー選定にも影響を与えています。
単に配信規模を提供するだけでは十分ではありません。配信効率、予測入札(Predictive Bidding)、オーディエンス品質、そして透明性の高い計測が、これまで以上に重要な差別化要素となっています。
展示会の開幕前、私たちは招待制エグゼクティブディナー 「Signals in the Sky」 を開催し、ChinaJoy ウィークの幕を開けました。
Cheetah Mobile と Checkout.com の協力のもと、中国を代表するモバイルゲーム企業のグロースおよびマーケティング責任者の皆様を上海タワー105階、高さ約500メートルの会場へお迎えしました。
さらに、Meta と Sensor Tower のスピーカーにもご登壇いただき、世界のアプリ成長市場を取り巻く最新トレンドについてご講演いただきました。
圧巻のロケーションは忘れられない体験となりましたが、このイベントの本当の価値はそこではありません。
最も印象的だったのは、2026年に実際に成果を上げている取り組みについて、業界のリーダー同士が率直に知見を共有できたことです。
議論は、上昇するユーザー獲得コスト、進化する計測フレームワーク、クリエイティブテスト、海外市場への展開、そして AI がマーケティング業務にどのような定量的な成果をもたらしているかなど、多岐にわたりました。

W3-G201 ブースへお越しいただいた皆様に、心より感謝申し上げます。
また、Signals in the Sky を共に成功へ導いてくださった Cheetah Mobile と Checkout.com の皆様にも、心より御礼申し上げます。
今回の ChinaJoy でお会いできなかった皆様とも、ぜひ今後お話しできる機会を楽しみにしています。
ユーザー獲得、リターゲティング、あるいは次の成長チャネルとして Connected TV をご検討中でしたら、ぜひお気軽にご相談ください。
ChinaJoy 2027 でまたお会いしましょう。